鉄骨住宅は築20年で固定資産税が新築の4分の1以上下がる

住宅リフォームなら贈与税、中古住宅購入なら所得税の正確な数字を教えてもらうため、先日ファイナンシャルプランナーからのアドバイスにより、我が家(父親名義)の固定資産税を教えてもらいに実家に行ってきました。・・・と言っても隣の家ですので歩いて十秒です。

私「今の状態だとこの家、父さんの名義になってるからリフォームすると税金掛かるかもしれないんだって、もし税金掛かった時にいくらくらいなるか知りたいから、この家の固定資産税と買ったときの値段教えてくれない?」

父「リフォームで税金掛かるのか?貧乏人から国はちびちびせしめるなぁ、ちょっと待ってな・・・」

納税通知書をみると課税標準額約200万円、固定資産税年額27800円、購入時の金額は約2100万円でした。もし今新築でこの家を建てたら、少なくとも年14万円の固定資産税を、納めなければいけない計算になります。新築の税金重すぎです、住宅購入は月々の返済額ばかり目につきますが、そういったイニシャルコストより、税金や修繕費といったランニングコストにも、目を向けないと思わぬ出費で痛い目を見る可能性があります。つくづく新築+土地を購入しなくて良かったと思いました。月々のローンが10万円、ボーナス年2回それぞれ20万円さらに年14万円+土地の税金なんて払えっこないです。それこそ命を削ってローンを払い続けて、なんの楽しみもない絶望人生を送るところでした。

その点今回は親の家、親の土地に乗っかる形ですので、税金は向こうが払えと言って来るまで、知らんぷりしようと妻と話し合いで決めました。親もいつまでも元気という訳にはいきませんので、いずれは私がすべての税金を払うことになりますが、今は親も元気に働いているので、甘えさせてもらおうと思います。巷で親から住宅購入費で何百万円と援助してもらっている話を聞くと、自分はまだましな方かなぁ・・・なんて勝手に考えています。現役の子育て世代はなにかとお金がかかります、そのうえ収入もそれほど多くありません。子育てを終えて、時間もお金もある程度余裕のある、リタイア世代からの援助をもらえる人はありがたく頂いておきましょう。

今回の話から、我が家の残存価値は約200万円ということが分かりました。築20年で住宅の価格は10分の1以下、固定資産税4分の1以下まで下がります。住宅の価格については、利便がよく値が下がりにくい地域があるので、あくまで一般的(?)な田舎に建てた住宅の一例です。この数字から贈与税や所得税を調べてもらおうと思います。

我が家のハウスメーカーはセキスイハイムなんですが、頑丈さは折り紙付きです。耐久性も高く、20年前に建てられたとはいえ、メーカーとしては最低でも60年は使用できる仕様になっているそうです。60年も持つのであれば、親子3世代に渡って住み続けられるわけです。私の場合、私の親が建ててくれましたので親の負担は約2000万円です。2世代目の私が住むのにリフォームしたら、1000万円もあれば十分新築と同じ設備を導入できます。さらに私の子供が住むことになったら、もう一回リフォームして1000万円。世代を交代していくごとに、普通に家を建てるより1000万円以上安く住居費を抑えることができます。反対に固定資産税は下がり続けます。

持ち家は負債であるという考えには賛成です。一般的に雇われ人が新築注文住宅を購入することは、見栄以外の何ものでも無く、自分で自分の首を絞めることになります。その理由は、購入費用が高すぎることです。ローンを払い終える頃には、有意義な人生の大半が終えてしまっています。残ったのはわずかな時間とお金それと家です。「家=資産」と信じて疑わなかった家はローンを払い終える頃には10分の一以下に値下がりしています。投資を目的とした物件ではなく、住居が目的の物件に過剰なお金を使うことに意味はほとんどないと思われます。

注文住宅は夢があります。でもそれはメーカーが作り上げた幻想です。きれいな花に群がって、結局ローン地獄という蜘蛛の巣にはまることになります。寝ても覚めても住宅ローンにうなされることがないよう、皆さんは建売や中古を購入する、賃貸を渡り歩くなど賢明な選択をされてください。