初めて歯間ブラシを使ってみたらどうだった?→フロスの方が自分に合ってるけど両方使った方がいい話

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歯間ブラシ健康

最近口腔ケアに熱心に取り組んでいます。

歯医者が嫌いで虫歯をしばらく放置していて痛い目にあった経験から、予防歯科に目覚めました。

4半期に1回3000円払ってクリーニングと虫歯があれば早期発見早期治療をしてもらえるなら安いものです。

歯の維持費として年間12000円なら払ってもいいのではないでしょうか?歯を失ったりその過程で歯周病やう蝕になると様々な疾患のリスクが出てきます。

認知症、糖尿病、心臓疾患、脳疾患、肺炎など歯周病と因果関係のある疾患は数多くあります。

逆に考えれば歯の健康を維持することができればそれらの疾患に罹患したり悪化するリスクを下げられるということです。

たかが歯磨きされど歯磨きということです。

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始めに歯ブラシを自分に合ったものに変更

30数年生きてきて口腔ケアといえば歯磨きだけでした。

その歯磨きさえも面倒でやらなかったり、酔っぱらってそのまま寝てしまったりかなり疎かにし続けていました。

虫歯ができては治療しできては治療しを繰り返すうちに今では右上の奥歯はほとんど銀歯になってしまいました(泣)30代で既に歯を1本失っています。

このままでは入れ歯になってしまう!と恐怖を感じたことから心を入れ替えセルフケアに力を入れるようになりました。

最初に変えたのは歯ブラシです。

今まではゴシゴシと磨いている感じが凄くする固めの毛を好んで使っていました。

実際には固いブラシで力いっぱい擦ると歯や歯茎を傷つけ歯肉の退縮や擦過傷、歯の摩耗など不可逆的な状態になりかねません。

そんなときにみつけた最高の1本が「ビトゥイーン贅沢Care」です。

歯や歯茎にやさしく、自分の力を入れて磨いてしまう癖によく合った歯ブラシだと思っています。

ライオンの歯ブラシ「ビㇳイーン贅沢Care」を私が選ぶ理由
今は様々な代行ビジネスが盛んです。掃除、洗濯、買い物、運転など生活に密着したものから、病院、介護施設、弁護士、会計士など代行と思わないくらいインフラになっているものまで多種多様です。これだけ多岐にわたり痒い所に手が届く代行ビジネスが行われて...
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歯医者でやってもらったフロスの快感が忘れられない

次に検討したのが歯間の汚れを落とすフロスです。

一昔前で言うと糸ようじと呼ばれたものです。

糸だけの物やY字F字になった手軽に使えるものなど今は様々なタイプのフロスが出ています。

歯医者でクリーニングしてもらったときに使われたフロスが気持ちよくて今では愛用しています。

糸というより輪ゴムに近い感覚で太くて歯間に通すときは窮屈ですが、その反動で歯茎にフロスが当たっても刺激は少なくむしろ気持ちいいくらいの感覚でした。

人にしてもらっているからなのかフロスが太いからなのか分かりませんが、めちゃくちゃスッキリします。

歯間の歯垢が根こそぎ落とされているような感覚に陥ります。

それだけ気持ちいいということです。

これなら続けられそうだと思い、歯医者で使っていたフロスを購入して最低一日一回はやるようにしています。

本当は毎食後やった方がいいのかもしれませんが、糸だけのフロスは不慣れなこともあり時間がかかります。

面倒くさくなってしまわないよう最低ラインを設定して1日のうち寝る前にはフロスするよう無理なく行っています。

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歯間ブラシを使ってみたらどうだった?

歯の表面の汚れだけではなく歯間の汚れを落とすこともプラークコントロールとしては大切だということが分かっています。

歯間ブラシを使ってみてどれだけ歯垢を取り除けるのか?実際に試してみます。

まず自分に合った歯間ブラシを探すところから始めました。

私は顎が小さく歯が大きい。

隙間なく窮屈に傾きながら口の中に納まっている状態なので、歯の隙間はあるようには見えません。

とりあえず3Sサイズの歯間ブラシを購入して試ました。

が・・ほぼ入りません。

入っても歯の裏側まで貫通することができないほど狭い歯間の持ち主でした。

お!?入りそうかな?と無理に突っ込んで何か所か出血してしまいそれ以上はあきらめました。

心なしか無理に歯間ブラシを通したところの歯茎が広がってしまったように感じます。

自分で歯茎を退縮させてしまった(?)感じがしてむしろやらない方がよかったかなというのが正直な感想です。

歯間ブラシは素材で分けるとワイヤータイプとゴムタイプがあります。

ワイヤータイプは根元から先まで太さが同じで、角度をある程度自由に変えることができます。

細かい毛がしっかりと歯垢をからめ取ってくれます。

意外と丈夫なワイヤーなので歯間にしっかり通してあげないと歯茎を傷つけ出血することがあるので注意が必要です。

強度があるので「ちょっと狭いかな?」と思う歯間でも通せてしまい私は何度も出血しました。

ブラシを通せるととても気持ちいいのですが無理な歯間清掃は禁物です。

ゴムタイプは先端が細く手元に行くほど太くなる形状をしています。

その形状から先端は歯間に入るけど太くなってくると奥まで通せないことがあります。

歯垢をからめ取る突起もゴム製なので歯と歯茎に優しくケアができます。

逆に言えばワイヤータイプより歯垢除去力が劣るということになります。

使用感としては柔らかいのでワイヤータイプより安心て使える感じです。

ちょっと雑に扱って先端が歯茎に当たっても痛くないからです。

S~3Sサイズの歯間ブラシを使用しましたが先端部分以外ワイヤータイプより太いのでほとんどの歯間に入りませんでした(泣)かろうじて入ったところがありましたが汚れは落ちますがワイヤータイプほど歯垢は取れません。

感触は柔らかく刺激が少なかったのですが奥まで通そうとすると歯茎を押し広げる感じになり抜いた後ぽっかり穴が開いたようになっていました。

「これって自分で歯茎退縮させちゃったかな?」次の日見てみたら元に戻っていたので一安心しました。

しかし続けていって元に戻らなくなったら怖いのですぐ止めました。

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フロスと歯間ブラシの併用について

結論から言うと併用したほうがいいです。

健康な歯肉で歯間が狭い場合はフロスをメインにしようして無理なく入るところは歯間ブラシを使うことをおすすめします。

歯茎が痩せて歯間が広くなっている人は歯間ブラシをメインに使い狭い所はフロスを通すような使い方がいいかもしれません。

歯間は個人差がありまたそれぞれの歯間の広さもバラバラです。

自分の歯間にあった口腔ケア用品を準備することが大切です。

目安は一番狭い歯間を掃除できるものを探すこと。

歯間清掃では大は小を兼ねませんのでご注意ください。

歯間ブラシを2種類購入して試てみましたが、フロスがメインで数か所ワイヤータイプの歯間ブラシを通して歯垢を落とすのが私の現状できるプラークコントロールということが分かりました。

なみに歯ブラシでは歯間の歯垢を約60%しか落とせないと言われています。歯垢除去率

出典元:日本歯科保存学雑誌,48,722(2005)
*歯間クリーナーとは、フロスと歯間ブラシの総称

歯間部の歯垢除去率で一番効果的なのは歯ブラシ+歯間ブラシであることが分かります。

しかし歯間の狭い人はそもそも歯間ブラシが入りません。

そんなときはフロスを使用することで歯ブラシの届かない所を補うことができます。

歯ブラシやフロス、歯間ブラシは自分に合ったものを使い、効果的に歯垢を落としう蝕や歯周病の予防に繋げましょう。

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まとめ

歯間ブラシを使ってみた感想でした。

フロスと歯間ブラシ両方使うのなんて面倒くさいって思いますが、歯垢除去率を見せられると通せるところは歯間ブラシを使った方がいいかなって思えてきます。

普段の生活の中ではなかなか忙しく毎食後行うのは難しいです。

1日1回できればいいのかな?週に1回できればいいのかな?といった感じです。

虫歯や歯周病は怪我や風邪と違い自己治癒しにくい病気です。

早期発見、早期治療が大切。それよりも大切なのが予防になります。

毎日の口腔ケアと定期的な歯科受診で歯の健康を守りましょう。

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