キャンピングカーの電力問題を解決するため、試行錯誤(妄想)して辿り着いた答えの一つに発電機を搭載する方法が挙がりました。
発電機を回すことが出来ればソーラーパネルやサブバッテリーの容量を気せず大物家電が使えます。
天気にも左右されません。
そんな訳で搭載するならどんな発電機がいいか今回も妄想していきます。
ガソリンで動く発電機
発電機といえばガソリンで動く種類のものが圧倒的に多いです。
キャンピングカーに載せられる小型のモノから施設の電力を一時的に補う大型の非常用電源用など様々なタイプの発電機があります。
一番のメリットは種類が多く900W~1800Wの車載に適していると思われる容量の発電機をいろんなメーカーから選ぶことが出来ます。
ブログの中には2400W級の発電機を搭載されている強者もいるようですが、大きさや重量を考えると我が家のバンクス君は1800W級が限界かな?でも2400W級が積めればエアコン付けながら電子レンジ使ってテレビ見て・・って家と同じような生活ができるじゃないですか!?
快適過ぎる!カセットコンロなんて必要ないですね。
使用エネルギーを電気に極振りするなら大きい発電機は十分選択肢としてありだと思います。
でも湯沸しやちょっとした加熱調理はカセットコンロでもできるし、発電機のイニシャルコストに比べれば断然安いカセットガスをうまく使って過剰に電気に頼らない方が安くキャラバン出来るのかな?
それとも中途半端に電気とガスの両方を使う方が高くつくのか?
まだ納車されてない妄想状態なんで分かりません。
それについては納車後追い追い記事にしていこうと思います。
ガソリン駆動の良いところはなんといっても発電時間です。
発電機が大きくなると必然的に燃料タンクが大きくなるんで比例して発電時間が長くなります。
発電機の大きさや運転モードによりますが3~8時間は発電してくれるので、真夏の熱帯夜で寝付くまでエアコンを起動させておくことは十分可能なようです。
騒音に関しては、発電量の大きいものほど小さいことがYouTubeで分かりました。
これは発電容量一杯一杯で稼働するときほど発電機が頑張って動くため、小さい発電機ほど煩くなりがちということのようです。
意外かもしれませんが、発電機は大きいものほど余裕をもって発電できるため逆に静かなのです。
2400W級の発電機を積んでいるブロガーさんも、発電量に余裕があり、最低限の場所さえ配慮すれば消音ボックスなしで問題なく運用できると綴っています。
なので搭載するなら900より1600もしくは1800級かなと考えています。
多少大きくしてもエアコン使えば唸るので消音ボックスの仕様はほぼ確定かと思われます。
カセットガスで動く発電機
発電機ってカセットガスで動くの?
恥ずかしながら発電機がカセットガスで動くことを知りませんでした。
そもそもカセットガスの用途ってカセットコンロくらいしか知らんし。
キャンピングカーに興味を持ってからカセットガスはコンロだけでなく発電機や冷蔵庫、ポータブルクーラーボックスなんかに使われていることを知りました。
ガスなのに冷やすこともできるようです。
だったらカセットガスで動くポータブルの冷房はないんかい?と調べてみましたが現状なさそうです(残念)。
カセットガスで動く発電機の特徴は発電時間が短い、燃料確保や取り扱いが簡単、燃料の保存が長期間可能、900W級の小型サイズしかない。
価格、大きさ、騒音などは同900W級のガソリン発電機とほぼ同じ。
重量に関してはガソリンの乾燥重量と比べ10㎏くらい重い、ガソリンやオイル満タンにしても5㎏以上の差があります。
カセットガスの取り扱い安さや保存のしやすさはかなり魅力的ですが、価格に差がなく、発電時間がカセットボンベ2本で1時間程度しかない、更に発電容量が小さいものしかないことを考えるとガソリン発電機に軍配が上がります。
家電使用時だけでなくサブバッテリーにも充電することを考えると1時間おきにボンベを交換する煩わしさはかなりのマイナス点です。
寒い時期も暑い時期も出来るだけ外に出たくないのでね。
現状はガソリンの発電機が良さそうかな
価格、大きさ、騒音、重量、発電量などから現時点で選ぶべき発電機はガソリンがいいかなという結論に至りました。
燃料保存や調達の簡単さには心揺れましたが、やはり発電量が900Wでは心もとないし、発電時間が1時間しかないしでいまいちパンチの効かないガス発電機なのでしょうがないでしょう。
あとは、発電機の騒音問題を解決してくれる消音ボックスの既製品があるのはホンダとヤマハのガソリン発電機のみとなっているので、DIYできない私にとってガス発電機の選択肢は皆無となりました。
コルドバンクスにはiBOXというホンダの発電機専用の消音ボックスがオプションであるので、それが一番お手軽に設置できる最有力候補となりそうです(値段はとてもお手軽といえるものではありませんが)。
ホンダはiBOX以外に純正の消音ボックスも販売しているので、あえてキャンピングカーのダストボックスに専用装備しなくても自分で購入して空きスペースにおいて置く作戦もありだと思います。
関連記事です。
キャンピングカーで電力不足を解消するためにあれこれ思案する記事です。