子供の歯を守るために親はこれだけはやれ!

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子供の歯磨き健康

自分の歯を守ることから始めて、家族みんなで歯科検診へ行くようになりました。

子供の歯を守れるのは親しかいません。

虫歯予防に有効なのは砂糖の摂取制限ですが、お菓子やジュースをゼロにするのは難しいし、家でゼロにしたとしても、子供が大きくなるにつれ、外で食べる機会を完全に無くすことは難しくなります。

コントロール出来ないことはある程度目をつぶりましょう。

我が家ではお菓子制限より食べた後のケアに労力を費やすようにしています。

子供の歯は生えてきて日が浅く、まだ柔らかい(エナメル質が薄い)ので虫歯になりやすく、進行も非常に早い。

乳歯はいずれ生え替わるとはいえ、乳歯の虫歯を放置すると次に生えてくる永久歯にも悪影響を及ぼします。

なので乳歯の頃から虫歯予防と、虫歯の早期発見治療が大切です。

うちの子供らは3人共、産まれてから今のところ虫歯知らずです。

我が家で実践しているオススメ口腔ケアを紹介します。

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ホームケア編

虫歯予防

「フロス」

ブラシだけでは落とせない歯間部の汚れを落とします。

歯間の広い乳歯の時期は、食べかすが詰まりやすいので、ブラシより効率的にきれいに出来ます。

永久歯が生え始める生え代わり時期は、大人と同じくらい歯間が狭くなるので、ブラシの届かない所の汚れを落すために必須となります。

キシリトール配合で様々な味があるので子供達にも好評です。

最初は歯間を通り歯茎に触れるフロスの感触にイヤイヤするかもしれません。

しかし歯磨き同様に、それ自体を嫌いになるような痛みがなければそのうち慣れます。

味を変えたり、フロスをキャラものにしたりなど、子供の好みを模索することが大切です。

うちはこれを使ってます。

子供自身も親もどちらも使いやすい、大きめのグリップとフロスがヘタリにくいのが特徴、フレーバーも一袋に三種類で飽きにくいのでおススメ。

「歯ブラシ」

ヘッドが小さく薄いものがいいです。

子供の口の中は非常に狭いので、自分で磨くときは年齢応じたサイズのものを使って、親が使う仕上げ磨きは赤ちゃん用かタフトブラシが細かいところまで届くのでおすすめ。

歯磨き粉はフッ素入りを使って歯を強くするのを助けてあげましょう。

子供用はいろんなフレーバーがあるので飽きずに使い続けることが出来ます。

「キシリトール入りタブレット」

フロスと歯磨きを頑張ったご褒美として使います。

うちの子供達はこれを目当てに歯磨きしてるといっても過言じゃないくらい、喜びますし、逆に切らすと「なんでないの!?」「明日絶対忘れず買っといてよ!」とメチャクチャ不満を口にします。

ちゃんと買っとけば、機嫌が悪くても渋々やってくれるので、キシリトール入りタブレットの効果は偉大だと思います。

キシリトールは虫歯予防に役立つので大人も食後にガムを食べるのはよい習慣です。

子供にガムよりタブレットをすすめる理由は、噛んだ後にゴミが出るのと、飲み込みによる窒息や消化器への負担リスクをなくすためです。

タブレットは溶けてなくなるのでゴミは出ないし、誤って飲み込んで詰まったとしても窒息しないようCやU字の形をしています。

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歯科受診編

虫歯治療

「定期検診」

4ヶ月ごと年3回歯科検診を受けに行きます、1回たったの500円。

保育園でも年1回集団検診がありますが、それとは別に行ってます。

子供の歯はまだ柔らかく、虫歯の進行は早いので早期発見治療のために定期検診は欠かせません。

私たち親が頑張って磨いた結果発表みたいでちょっとドキドキします、もし虫歯があっても直ぐに治せるので子供の負担も小さくて済みます。

希望すれば高濃度のフッ素塗布をしてくれたり、歯磨きのコツや甘味料との上手なつきあい方など教えてもらえるのも有り難いです。

帰りにはご褒美としてオモチャをくれるので子供達の満足度は高く、また行ってもいいかなという気にさせてくれます。

「6歳臼歯のシーラント」

6歳頃に生えてくる最初の永久歯である6歳臼歯を守るために、噛み合わせの溝部分を埋め歯垢を溜まりにくくして虫歯を予防します。

最初に生えてくるということは生涯でもっとも長い期間使用する歯であり、必然的に虫歯リスクが一番高くなります。

時間を掛け再石灰化して硬い歯になるまでは、虫歯になりやすい臼歯の溝を人工的に塞いでおくことは非常に有効です。

6歳から12歳までは、保険診療で出来るので子供はたったの500円、うちは定期検診に合わせて一緒にやってもらいました。

シーラントも詰め物なので外れることがあるので、そのときはまた埋めてもらいましょう。

シーラントによる虫歯予防効果が高いのは、6歳臼歯(第一臼歯)と第二臼歯なので、第二臼歯が生え始める12歳ころにもう一度施行してもらいましょう。

歯が硬くなるまで3年程度は掛かると言われているので、中学卒業を目安にシーラントも卒業するのかいいかと思われます。

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まとめ

子供の歯を守るために出来ることは、ホームケアではフロス+ブラッシング+フッ素入り歯磨き粉+キシリトール入りタブレット。

歯科受診では、定期検診+6歳臼歯シーラントとなります。

健康な歯は子供に残せる大事な資産です。

歯を失って義歯にせよインプラントにせよ導入や維持に莫大な費用が掛かります。

歯を失う過程で生じる心臓病や糖尿病など合併症も恐ろしいし、何より一番の苦痛はよく噛んで美味しくご飯が食べられないことだと思います。

あって当たり前と思われがちな「健康」ですが、歳を重ねるごとにいかに掛け換えのないものかを実感することになります。

その健康の一部を子供にプレゼント出来ると考えると、歯自体の価値だけでなく、それを遥かに上回るのものを残すことが出来ます。

歯科検診に行くのが当たり前のことだと、思うようになってくれるだけでもいいかもしれません。

習慣は人生を変える力があるからです。

あなたも子供と一緒に歯科検診に行って人生を変えてみませんか?

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