高齢者から学ぶ。妻に捨てられないために夫は何をすべき?⇒気遣いです!

入院されてくる高齢男性にあるあるです。面会に来てくれる奥さんの前では、とても偉そうにふるまって、時として乱暴な行動をとることがあります。一転して面会時間が終わり、奥さんを含む家族が帰宅してしまい一人になると、急に寂しくなるのか職員を呼び出し、奥さんを呼び戻すよう訴えてきます。奥さんに対する依存がとても強いのが分かります。日本の時代背景があって、男は仕事、女は家事と役割が決められていた時代の人は妻依存の傾向か強いようです。仕事をしているときは「誰の稼ぎで飯が食えると思っているんだ」ってな感じで強権を振りかざすこともできたのですが、仕事を辞めてしまうと後は過去の栄光にすがって恩を売り続けるしかありません。それも言える相手は従順な奥さんだけです。

そんな旦那に奥さんは献身的に尽くしているように見えます。自分の体調が優れなくても呼び出しがあれば応じ、毎日面会に来ては話し相手にならない旦那の話し相手になっています。何十年も連れ添っていると、慣れたものといったところでしょうか。メンタルが弱い男性に対して、女性の方がかなり強かなのかもしれません。今も昔も変わりません。ただ社会が女性を抑圧していただけであって、本来男性より女性の方がフィジカルもメンタルも強いものです。

奥さんも旦那の言動にはある程度慣れてはいるものの、さすがに体調が悪いときは正直しんどいと訴えていました。しかし、事情を伝えても旦那はお構いなしに奥さんを呼びつけ続けます。大事なものは失うまで分からないを王道で行う人でしたね。奥さんの本心までは分かりませんが、傍から見ていると亭主関白は洗脳のように感じてしまいます。何十年も連れ添い、妻をこき使い浪費し続けることで旦那の暴挙は常態化します。DVも相手がそう感じなければ訴えられることはありません、そもそもDVという言葉すら知らない世代です。その人にとって当たり前になってしまえば不満すら出てきません。亭主関白の奥さんを見ていると不憫な気持ちになります、本人はそれほど苦にしていないところがまた救われない。生まれた時代によって常識も変化するとはいえ、ご老体にはあまりにも過酷な注文を付ける旦那です。一日も早く旦那の呪縛が解ける日が来ることを切に願います。きっとそう遠くはないでしょう。

でも奥さんにとっても命令してくれる人がいなくなるのは不安なのかもしれません。人に言われるがまま行動するのは気持ちが凄く楽ですし、責任も転嫁できるのでお互い様なのかも。相互依存。似たもの夫婦。なんだかんだ言ってお互い支えあっているのでしょう。